弾き語り女子になろう ギターは手が小さい女の子でも簡単に弾ける楽器

ギター弾き語り ギターを挫折しない方法
ギター弾き語り

岐阜県高山市でテラギター教室を運営している寺田です。

手が小さいからとギターを諦めている人はいないでしょうか?
実はギターという楽器は、手が小さい人でも簡単に弾ける楽器なのです。
クラシックギターの世界では、小学生の高学年になると大人と同じサイズのギターで練習が始まります。
つまり手が小さくても問題なく、ギターが上手くなることを示しているのです。
では、ギターを指導する経験から、「手が小さい女性であってもなぜ大丈夫なのか?」を知ってもらいたいと思います。

■実は女性の方がギターを上手くなりやすい

ギターを弾く左手にするのに重要なのは、左手(主に指関節)の柔軟性を向上させることが最も大切です。
関節は男性の方が固くなっていることが多く、柔軟性を上げる基礎の練習は女性よりも苦手です。
逆に女性の方が、基礎の練習をスムーズに行えることが多いため、基礎を行った経験値の違いが、半年くらいから目に見えて違ってきます。
ギターの音がきれいになってくるのも弾いてる本人は日々感じていることでしょう。

少し余談ですが、ギター教室で正しい基礎的な練習を3カ月することで、ギター1年弾いた人並みのスキルが得られます。
独学の質がどの程度かによりますが、おおむねこれはギター教室1年の経験で、4年独学でギターをしていた人のギタースキルと並び、効率が4倍違うことを意味しています。
4年ギターを弾いていてアルペジオ弾き語りができない人はとても多いですが、ギター教室に通ってアルペジオ弾きができないことはありません。
ギターが上手くなるのはゆっくりすすめたいといった特別な理由が無い限り、独学は選ばない方がいいです。

■独学の男性の方がギターが長期的に上手くならない

はじめてすぐに手が大きく力の強い男性の方がギターのコードを押さえられる人が多い傾向にあります。
このため独学でギターを続け易いことがあるのですが、独学の場合基礎がおざなりになっていることが多く、1年程度でギターの技術が止まっている男性がとても多いです。
例えば、アルペジオ弾き語りをしたくても「コードを使った弾き語りしかできない」や「1-2曲弾くと手が疲れて上手く動かない」といった男性が多く、実際にその相談がよく寄せられます。
これは力で何とかできたため、ギターを弾くための左手にするという基礎ができていないのが原因です。
ギターを弾ける男性の7-8割は、ここで上達の限界を迎える人が多く、長期的に上手くなり続けられない状態に陥ってしまいます。
男性の場合でも基礎を積み上げればいいのですが、独学者は自分で上手くなった方法論を個別に持っているため、基礎練習を続けるのが苦手な人が多いようです。

■ギターを弾く左手は大きさよりも柔軟性が大切

左手は大きくても柔軟性が無いと開きません。
下記画像の1小節を弾いてみてください、拍の最初の低音はしっかり4分音符分を伸ばしましょう。
※6弦と5弦を1音下げます。クラシックギターよりもアコースティックギターの方が指板が狭いので比較的楽にできます。

郷愁のショーロ左手のストレッチコード
郷愁のショーロ左手のストレッチコード

これは郷愁のショーロというクラシック曲の難所の一つの例です。
左手の柔軟性が試されるフレーズですが、プロの演奏家は男性女性問わず、女性でも手の小さい演奏家でも弾くことができます。

つまり手が小さいからギターが弾けないということは無いのです。

私も初めてこのコード(和音)に直面したとき、『人間に押さえられる和音じゃない』と思いましたし、『違う方法で弾いているんだろう』と思いました。
左手が開くような柔軟性を獲得する経験を経ることで、押さえることができるようになりましたが、関節がこわばって固いときには難しいときもあります。

このように手の大きさよりも左手の柔軟性がとても大切なのです。

■では左手の柔軟性を得るにはどうすればいいのか?

ギターの悩み
ギターの悩み

左手の柔軟性を獲得すると、ギターの演奏性としては、左手の指が自在に届く範囲が増えることになります。
できなかったスケール(音階)のフレーズが弾けるようになったり、押さえられなかったコード(和音)が鳴るようになります。
つまりギタープレイヤーとして能力が、一段階上がるといえます。

左手の指の拡張やストレッチに関するYoutubeの動画はさまざまありますが、どれを参考にすればいいでしょうか?

答えは「続けられるなら何でもOK」です。

一つ注意したいのは「ケガ」です。
関節を開くというのは、今まで動かなかった筋を伸ばす練習なので、とてもケガをしやすい練習です。
1日で柔軟になるわけでも無いので、3ヶ月6カ月と時間が必要な練習になります。
ギター講師をする経験上、3ヶ月ごとに1cmくらい開くようになるくらいゆっくりとした成長です。
指の故障につながる可能性がある場合は、ストレッチの練習を止める指導をすることもあります。

練習後、指の関節が痛い場合は、その練習が合っていない可能性が高く将来的にケガにつながります。
注意しましょう。

ケガ無く着実に左手のストレッチ(柔軟性)を得るには、ギター教室などで指導してもらうのが一番です。

■ギターを始めるなら柔軟性の高い女性の方が有利

ギターを弾く女性
ギターを弾く女性

上記したように、女性の方が柔軟性が高い人が多く、ギターを弾く素養としては男性よりも優れていることが多いです。
手が大きく力でギターを押さえる男性に対して、女性は始めからギターを技術で押さえることになります。
このため、ギターを弾く技術としては、女性の方が一歩進んでいるといえます。
逆に男性はなまじ力で何とかすることが多く、回り道をしてから基礎に入る人が多く、柔軟性のある左手にするのに苦労したり出遅れてしまいます。

■ギターをコードから練習するのは正しいのか?

ギターコード弾く人
ギターコード弾く人

Youtubeの動画で多いのが、『1週間でギターが弾ける』『指1本で弾くギター』というような動画です。

ギターは楽器なので、曲を弾けなくては楽しくありません。
こういった意味でコード(和音)を使って弾くのはOKです。

ただ、ここに落とし穴があります

下の画像のように、始めは左手でネックを握りながらコード(和音)を押さえることになるのですが、この方法の場合左手の指がなかなか強くならないのです。

Cコードの押さえ方シェイクハンドで
Cコードの押さえ方シェイクハンドで

つまりギターを弾く左手になかなかなってくれず、コードしか弾けないギタープレイヤーになってしまいがちです。

よくあるFコードでつまづくのは、左手の指が育っていないことで発生しています。

なので、簡単に弾けるようなったのなら、左指を強くする基礎的なギター練習もするように心掛けましょう。

Youtube動画は個別の曲や課題を弾くためにはとても便利ですが、総合的なギタースキルの向上を導いてはくれないことを認識しておきましょう。

クラシックギターの世界では、和音(コード)をキレイに鳴らす練習はしますが、コード(和音)を覚えたりする練習は基本的にしません。
ギター初心者の場合、単旋律のメロディやスケールを使った練習が主になります。
ここで右手と左手をギターを弾ける手に育てます。
このためFコードを弾けずに挫折する人はいません
ただ、全然楽しくないです。

当ギター教室では、弾きたい曲と並行して、プロの演奏会でも演奏されるような名曲を使って基礎練習になるエチュード(練習曲)で楽しく自然とスキルを上げるようにしています。

■柔軟性の高い女性こそギターを続けやすい

ギター弾き語り
ギター弾き語り

手の大きさよりも左手の柔軟性がギターを弾く上でとても大切です。

関節の固い男性が女性のような柔らかい手になるのに、それなりの訓練が必要になります。
女性並みの柔軟性を得るのに、3ヶ月から6カ月が必要になるかもしれません。

女性は男性よりも柔軟な手を持っています。

『ギターをやってみたい』と思ったらすぐに始めてみましょう。

手の小ささなんて、ギターを弾くのには本当に些細なことなのです。

最寄にギター教室があれば、通ってみるのも有りです。
ちゃんとした基礎を3カ月教えてもらえば、基礎をやっていないギター歴1年の人に追いつけますし、あなたの左手と右手は基礎をやっていないギター歴3年の人に匹敵する基礎力を得ているはずです。