岐阜県高山市でテラギター教室を運営している寺田です。
主にアコギやエレキを使ったギター弾き語りを目的としている人向けの練習のステップを紹介しています。
エレキのギターソロや一人で曲を表現するアコギのソロギターの練習法は全然違います。
下記の方法で時間をかけて練習しても上手くなりません。
初めから挑戦したい人は、ご注意ください。
ギター弾き語りに求められる技術は?

自分が歌いやすいようにリズム良くコードを弾くことです。
ギター弾き語りにおける曲の完成度の占める割合は、歌うことが8割ギター演奏が2割です。
曲の進行通りにコードを鳴らすことができれば良いので、早い人で1カ月、遅くとも6カ月で習得可能なスキルとなります。
個人差の大きな理由は、ギター始める前(あなたが日々の生活で)の左手の動きの差を示しています。
日頃からそれぞれの指を意識して使っていたか、それともモノをつかんだり離したりといった手全体の動きでしか使っていなかったかどうかだけなので、才能の有無は全く関係ありませんので、安心してください。
動かす練習をすることで、だれでもコードを押さえられるようになります。
弾き語りにおけるギター練習の定義と目的

ギターの練習は、ギター演奏のスキルを向上させるための体系的な活動と定義されます。
これは技術的なエクササイズ、コードの学習、リズムの開発、そして曲の演奏という4つの主要な要素で構成されます。
目的は、指の筋力と柔軟性を高め、正確なコード進行をマスターし、リズム感を養い、最終的に音楽を表現できるようにすることです。
例えば、当教室では、効果的な練習は明確な目的を持つことが重要だと強調しています。
単に時間を費やすのではなく、右手と左手の運動機能の向上や例えば音質の改善やノイズの削減、ダイナミクスの追加などに焦点を当てるべきだと考えてます。
初心者向けの具体的な練習方法

初心者の場合、まず基本的な準備、すなわち「ギターを弾く手を作る」ところから始めます。
以下の練習段階は、ギターで弾き語りをするという目的のための5段階の練習方法を示しています。
ステップ1 クロマチックエクササイズ
6弦1フレットから始めて1-2-3-4と順に弾き、次の弦へ移り、9フレットまで進む。
指の独立性と柔軟性を高めるのが目的で、コードをスムーズに押さえられるようになります。
ステップ2 オープンコード(低音)
C, D, E, G, Aなどの基本コードを学び、左指のコードの押さえ方を学んでいきます。指が他の弦に触れないように注意。
ステップ3 ストローク(右手)
ダウンピッキングとアップピッキングを練習し、リズムを「JAN-JAJAN-JAJAJA」のように整えます。
ピック弾きと指弾きどちらでも大丈夫です。
ステップ4 バレーコード(F, B)
Fコードは1フレット全てを人差し指でバレーし、他の指で特定フレットを押さえることに挑戦します。
ステップ1のクロマチックスケール練習の習熟度によって、押さえれる人と押さえられない人が出てきます。押さえられない人はクロマチックスケール練習を増やしましょう。Bコードも同様。
ステップ5 Canon進行コード使って実際の曲に挑戦

Superflyの「愛をこめて花束を」やあいみょんの「マリーゴールド」などの曲を練習。
また、当教室では、ギターの弦を押される程度の筋力は、大人であればすでにあることを知ってもらうことから始めます。
出来ないのは、脳が左手の動きを知らず正しく動けないからなので、運動機能として脳に学習してもらうことが重要になります。
これは毎日5分でもいいのでクロマチックスケールで、脳に学んでもらうことを推奨しています。
子どもの習熟が早い理由は、脳が新しい動きを習得する早さにあります。
逆に子どもの場合は、手が成長しきっていないので、筋力が足りなかったり、手が届かなかったりといった課題があります。
アコギだと弦が固すぎるし、クラシックギターだと指が届きませんので、小さ目のショートスケールギターや弦が柔らかく指板の狭いエレキギターでの練習をおすすめします。

効果的なギター練習のポイント

1.練習の目的を知ること
効果的な練習には、明確な目標を持つことが不可欠です。
当教室では、「ノルマ式の練習」(例えば、1時間スケールを練習する)は無駄だと指摘しています。
たとえば上記したように、クロマチックスケールは左指の独立を目的として練習することが大切で、1時間クロマチックスケールをやること自体を目的をするのは時間の無駄遣いということを意味します。
※目的によりますが、5分で良いことを60分するのは、非効率的です。
2.曲練習はできないところを改善するのが練習
弾きたい曲を最初から最後までなぞって弾くのは、練習として非効率的です。曲練習は、曲にある難しいフレーズを特定し、それに合わせたエクササイズを作成することが推奨されます。例えば、特定のコードが難しい場合、その部分だけを繰り返し練習することで効率的に上達できます。
3.基礎練習はギターを弾く機能を上げる練習
基礎練習は右手と左手が思ったように動かすという機能改善が初心者の段階で求められます。
元々出来るはずの指の運動機能を取り戻すリハビリという認識が最も分かりやすいです。
このため、だれでも練習することでギター弾き語りをできるようになります。
4.初心者の段階の基礎練習は焦らず毎日5分をこころがける
上記の3.で述べたように、今まで動かしていない指を動かすための準備運動なので、1時間やっても脳はすぐに改善できません。
ギター練習の始めと終わりに3分くらいずつやれば十分です。
他の時間はコードを覚えたり、右手のストローク練習、歌詞を覚えたり、など弾き語りに使う曲練習をしましょう。

初心者を脱した人の基礎練習は手の機能向上

1曲コード弾き語りができるようになった人は、自分の左手が初心者という段階を超えたと考えていいです。
コード弾きであれば、覚えさえすれば他の曲も弾ける技術レベルになっています。
このため単に「指が動かす」基礎練習から「効率的に」「素早く」「正確に」動かすための機能向上が基礎練習に求められます。
どのような左手を目指すのかによってメニューが変わり、内容によって必要な基礎練習時間も長くなっていきます。
その人にあった練習をこなしていく必要があり、5分では不足することがあります。
初心者を脱した初級者以上の効率的な練習メニューを独学で探すのは困難ですが、日々楽しくギターを弾くことで遠回りですが、間違っていても少しずつ上手くなっていくので良いと思います。
また、当教室では以下の5つの改善ポイントが推奨しています。
・曲を弾く前にエクササイズから始める(例:Fコードの問題を防ぐためクロマチックから)。
・エレキはアンプを使用して音を明確に聞き、耳を鍛える。※アンプ無しで無駄にピックで強く弾いて音を出す癖は修正が難しいので、要注意。
・ギターをスタンドに立てて簡単に手に取れるようにし、練習頻度を増やす。
・集中して30分練習する方が、3時間漫然と弾くより効果的。
・レッスンを検討し、フォームを修正して悪い習慣を防ぐ。

ギターは基礎練習の継続と指導の重要性

意味のある一貫した練習が上達の鍵であり、毎日30分から1時間の練習が推奨されます。
必要に応じてレッスンを受けることで、正しい技術を身につけ、悪い習慣を避けることができます。
例えば、当教室では月6,000円で2回の個人レッスンが利用可能です。

まとめ:ギター初心者におすすめしたい挫折しない練習方法

ギター弾き語りの練習は、技術的な基礎から始まり、コードとリズムのマスター、そして曲の演奏へと進む体系的なプロセスです。
効果的な練習には目的意識と一貫性が重要で、初心者は基本操作から始め、徐々にスキルを築くべきです。
レッスンを活用することで、より効率的に上達が期待できます。



